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中編

やさしくするよりキスをして 5

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「も、もう、だから道明寺、ちょっと離れてって、、、ね~えってば!」

「なんで?」

「だっ、だから、類も来るし、お医者さんも来るし、は、恥ずかしいでしょ!見られたら、、、。
あ、あんたは人前全然気にしない人間だからいいかもしれないけど、、、、!」

「なに類って。あいつに見られたら何かマズいの?」

なんとか身体を離そうとグイグイ身を捩ってみるが、司は一向に離れようとはしない。
あろうことか、ぎゅうぎゅうと力の加減を忘れたかのように抱きしめてくるのでこちらは息も絶え絶え状態だった。
次第に骨がミシミシと嫌な音を立て始めたので、ついには抗議の声を上げる。

「ちょっと!!さっきから痛い!痛いってば!骨!ミシミシいってる!離せってば~!」

「えっ」

言うが早いか道明寺が突然ぎょっとした顔でパッと手を離したのではずみでベッドから危うく落ちるとこだった。

「ごめん牧野。い、痛かった?」

「い、痛かったに決まってるでしょ!馬鹿力なんだから、気をつけてよ、窒息しちゃうとこだったんだからね」

「ごめん、牧野、触り心地いいからつい。
痛かった?ごめん、、、。」

『触り心地』という単語には顔を赤らめざるを得なかったが、本当に申し訳なさそうに謝る司に、ついつくしも絆されてしまう。

「別にそんなに謝ることじゃあ、、、
あ~もう!調子狂うな~。
あんたがそんなに簡単にごめんが言えるなんて、初めて知った。
素直すぎて怖いっつーの」

「、、、素直すぎる?別にいつも通りじゃない?」

「いつも通り!」

ハハ、と渇いた笑いを漏らしてつくしが続ける。

「いつも通り、なわきゃないでしょ!
いつもより全然風早くんだよ、、、」

「誰?風早君って?牧野の友達?」

「あ~違う違う違う!やっぱり違う!
そこの模範解答は、『風早だあ?どこのどいつだ風早ってのは!またキョトキョトしやがって、油断も隙もならねえ女だな!』でしょ!!!!
もう、こんなんじゃ調子狂いすぎる、、、」

「・・・まあ、なんかよくわかんないけど、もう力入れすぎたりしないからさ?おいで」

つくしが答えるより早く、彼女の身体を引き寄せて、再び抱きしめる。

「捕まえた♪」

「////ちょっ、、、もうっ、、、。それは反則だってば、、、//」

口では否定してても、甘えたがりの子供のような司を無下にする気にはならず、半ば諦めの境地でなすがままにされた。

「で?」

「ん?」

「牧野、さっき何を俺に謝ってたの?」

「、、、ああ、、、あれは、、、その、あたしたち、喧嘩してたから。
それで、その直後に飛行機事故って聞いて、パニクっちゃって、あんたが目を覚ましたら絶対一番に謝ろうと思ってて、、、」

「喧嘩?どんな喧嘩?」

「、、、、もういいの、結局あたしが悪かったんだけど。
頑固で、素直じゃなくて、可愛くない彼女でごめんねって謝ろうと思ったんだけど、通じてないなら意味ないから、、、」

「あ~、牧野はたしかに素直じゃないな、頑固すぎる。」

「なっ、わかってるけど、あんたには言われたくない!」

「ツンデレの『ツン』の部分が強すぎるんだよな~。」

「~~~!あんただって、あーいえばこーいうで全然素直じゃない!!!」

「う~ん、まあ、それはそうだけど。
いっつも牧野のこと可愛いな~とかばっかり考えてるけど、反対のことばっか口に出ちゃうしね?」

「だからあんたは何だってすぐそういう不意打ちを、、、!」

つくしは耐えきれずに肩をバンバンと叩き始める。
理性が働いて流石に頭はやめておいたが、怪我が治り次第存分に殴ってやろうと心に誓った。

ガラっ

ちょうどドアが開いて振り返ると、新しい二人の見舞い客の登場だった。
つくしと目が合うと、何故か二人とも呆然とした顔で佇むのみで、違和感を感じる。

「、、、つくし、、、その格好、、、」

「、、、先輩、流石に病人襲っちゃダメじゃないですか。、、、まあ、気持ちはわかりますけど。」



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shouko様(*^_^*)

コメント嬉しいです!^^ありがとうございます(*^_^*)笑
この司は紳士で王子様風、とも思えば少し紳士すぎるところもあったり、無神経なところもあったりで決して完璧ではないです。そこもまた可愛いポイントなのかな?笑
もう、この作品の妄想止まらないです、自分も読者のように!?ドキドキしながら書いている作品です。笑
司BD記念中編だけど、今月中に終わるかな、、、と思い悩んでたりもします。
う~ん、不安。笑

では、今日更新の6話、楽しんで下さいね^^
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