「愛さずにはいられない」
番外編~愛さずにはいられない~

only today 前編

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「愛さずにはいられない」の番外編となっております。
構想自体以前からあったもののなかなか書くタイミングが掴めず、、、
多分愛さずには〜の番外編はこれでラストかな?と思います。
ひさしぶりに手をつけた作品だったので読み直しから入り難産でした(´;ω;`)
そして同じく番外編「ずっと好きだったなんて恩着せがましい」の続編でもあります。
Rの上に鬼畜度高めなのでお気をつけください。












「、、、つくし」

「、、ん」

「キスして」

「、、、、目、閉じてね」

座り込んだ彼の膝の上に乗っかるような格好で抱きしめられればれば、、、心臓の音が聞こえないかと心配になる。
彼に跨って、髪の毛を弄ばれて、幼い子どもみたいで恥ずかしさもわずかに残っていた。
チラリと彼を覗き込んで、覚悟を決めたようにそっとキスを落とす。
こんなキスじゃ、彼は物足りなくてたまらないだろうけど。
自分から出来る精一杯の、ソフトなキス。

「、、、相変わらず、ヘタクソ」

「、、、う、、、ごめん」

恥ずかしくて下を向いた私の耳に、彼の手が触れる。

「ひゃっ、、、」

耳まで赤くなっているだろう。
自分の状態が手に取るようにわかった。
耳たぶをなぞるように愛撫し、舌で軽く嬲られた。

「ん、、、ふぅ、、、、、ぅん、、、、、、、」

ピチャピチャと舌を凌辱する音が聞こえる。

「やっぱお前、、、感度イイよな。
こんなんで感じんだから。
、、、簡単な女」

制服のブラウス越しに、胸を揉まれると、いよいよ頭の中にもやのかかったような状態になる。
もどかしい愛撫に身を捩れば、彼はブラウスのボタンを片手で器用に外し、生身の肌が外気に触れた。

「え、、、司、、、まって、、、や、、、やだっ、、、まって」

「待たねえ」

手で制するつくしを無視してブラをずり上げ、剥き出しになった小ぶりの胸と小さな突起を指で摘んで愛撫を施す。
司の愛撫ひとつひとつに反応を示すつくしであったが、頭を占めているのは一つのこと。

「ここじゃ、、、やだ。、、、ねえ、、司っ!やだってば、、、」

「なんで」

「なんでって、、、だって、、、ここ」

つくしの言い分も最もだった。
金曜午後の、理科実験室。
重役出勤で登校してきた司に見つかり、次の授業は強制的にサボらされて、連れ込まれた。
行為自体は、別に珍しいことじゃなかったし、そうしろと言われれば早退して邸に行って司の相手をする__なんて、日常のようなものだった、、、が。
学校でまでそんな要求をされるなんて思いもしなかった。
いつもは用意しているコンドームも当然どちらも持っていなかったし、何より、、、。
こんなところでの交接など、とてもじゃないけれどつくしには考えられないことだった。
先生も生徒も真剣に授業をして、受けて。
それなのに、同じ空間を共有している自分が、学校という考えられない場所でこんなことをするなんて。
ただでさえ、学校でキスして、軽い愛撫を施されて、、、それにも耐えられないほど恥ずかしいのだから、こんなところで最後まで、など、とても許容できる状況ではなかった。

「別にいいじゃねえか。
、、、お前も結構、興奮してきてるみたいだし?」

「やっ、、、そんなこと、、、あ、、、はぁ、、、んん」

ショーツ越しにつくしの陰部を撫で上げれば、正直な彼女の身体は愛液となってあらわれていた。
直接触れられてなくても司の指を濡らしているのか、湿ったそれを太ももの辺りに擦りつけられて笑われた。

「はっ、、、嘘つくなよ、、、淫乱」

「、、、やっ、、、やだっ、、、こんなとこで最後までなんて、、、絶対や、、、あっ、、、」

司がつくしの腰を軽く浮かせて、ショーツを脱がせる。
既に愛液に塗れている秘部から透明の液が伸びて、切れた。
その淫猥な図に、司が笑う。

「お前の身体は、嫌がってねえみたいだけどなあ。
やらしい液でべちゃべちゃ」

顔を真っ赤にさせたつくしを嘲るように、秘部に指を挿入した。
一本、二本と増やして、三本目になる頃には快感に浸っているつくしも諦めたかのように司にもたれかかる。
目をぎゅっと閉じて、司の服にしがみつくように。
あとちょっと、、、何十分か大人しくしてれば、すぐ終わるはず。
それまで我慢すればいいだけの話だ。

「舐めろよ」

弄んでたつくしの秘部から指を引き抜くと、脱力したように痙攣したが、司の思惑通り、つくしは指を舐めていった。
クチュクチュと音がして、フェラを思わせる舌使いに、そうさせた司も興奮に自身が怒張するのを感じた。

「、、、やらしい女」

つくしの口から指を抜くと、顎を掴んでキスをした。
先ほどとは比べものにならない深いキス。
蹂躙される口内に、無意識のうちにつくしの舌が逃げるが、それを許さない司が更に激しく絡め取って、唾液を送り込む。
ビチャビチャいやらしい音が響いて、名残惜しそうに口づけをやめると、ベルトを片手で外し、剥き出しになったものをつくしの中へ挿入する。
腰を軽く持ち上げ、中心に落とせば彼女からは甘い嬌声が響いた。
それでも、誰かにバレてしまわないように、慌てて口元を押さえる彼女の何と可愛らしいことか。
それだけでも快楽の絶頂に達してしまいそうだったが、この後のお楽しみにと堪えた。

「気持ちいいか?つくし」

「、、、ん、、、うん。、、、気持ち、いい」

「でも、、、なんか物足りねえな。もっと腰使えよ」

つくしの腰を掴んで、更に激しく挿入を繰り返すと、彼女の身体が小刻みに震え、喘ぎ声が大きくなる。

「声、聞きてえんだけど。抑えんな」

「だって、、、は、、、ぁ、、、だってぇ、、、ふぅ、、、ん、、、き、、こえちゃ、、、んんん」

悪戯に彼女の花芽を弄ると、身体をビクビクさせ、絶頂を迎えた。
声を抑えきれず、つい大きくなってしまった嬌声に、司の興奮の度合いも高まっていく。

「、、、なに、おまえもうイったの?いつもより早くねえ?感度よすぎ」

全身の力が抜けてしまったつくしは司の支えなしには崩れ落ちていきそうだった。
なんとか彼にしがみついて体勢を維持する。

「何休んでんだよ。俺、まだイってねえんだから、、、もうちょっと付き合えよ」

言った瞬間再開される律動。
頂点に達したばかりのつくしは、まだ敏感なそこを突き上げられ、責め苦のような快感に蝕まれた。
熱がすぐに冷めるはずもなく、一度達した身体は面白いようにビクつき、感度を高めていった。
高まる快楽に、二度目の頂点がつくしを襲う。

「あっ、、、はぁ、、、ん、、、ぅ、、、」

___頭、、、おかしくなりそう、、、。

こんな場所で。
こんな時間に。
同じ階の教室に何人の生徒と生徒が空間を共有して、いつ誰が入ってくるかもわからないこんな場所で、愛する男に串刺しのように犯されている。
快楽に支配されたつくしには先ほどの羞恥心はこれっぽちも蘇らず、ただ自分を支配する司がすべてだった。
快楽に従順で哀れな女の姿、、、と。
客観的な目で見る第三者の自分も居るからおかしいものだ。

___カタン

不意に、理科室のドアを開ける音がして、身体がビクリとする。
軋むような音とともに、確実に、扉が開かれたそれだとわかる音がした。
敏感になっていたからこそ、その音が場に不似合いなほど大きく聞こえた。
張り詰めていた神経は過敏に反応し、瞬間身体が強張る。
性器を交わらせたこの状態に恥ずかしさのあまり涙が込み上げた。

「、、、つっ、、、司、、、」

意を決して、つくしが小声で司に呼びかける。

「、、、なに?」

「ね、、、誰か、、、入ってきた、、、は、離してっ、、、離してっ!」

「やだ」

「、、、お願いっ!、、、恥ずかしい、、、恥ずかしいよ、、、離して、、、離してっ!」

誰かの空けたドアからは対極の位置での交わりだが、誰かの足音は近づいてきている気がする。
気配を感じて、途端に気を失ってしまいたいほどの恥ずかしさがつくしを襲った。
そんな存在なんぞ気にも留めずに、変わらず激しく突き上げる司を、この時ばかりは恨めしく思う。
過敏になった神経は更につくしの快楽を高めることを手伝い、荒い息と共に身体は軽く痙攣し続ける。

___お願い、お願い、、、、誰かわからないけど、早く出てって、、、

縋り付くように顔をうずめて、涙すらこぼれ落ちそうなつくしの存在を認めて、司の口角が上がった。
ただ、目の前の獲物をいたぶることをおもしろがるように、、、そのせいでつくしの心が壊れていきそうでもこの男は一切気にしないようだった。

「、、、、よお、遅かったじゃねえかよ、、、類」

楽しそうな音色だった。
これからこの言葉でつくしがどう壊れるのかを愉悦しているかのような音色。

____る、、、い?

パキン、と。
音がした。
つくしの耳には確実に聞こえた。
必死で張り詰めていた琴線が、、、心が壊れる音が聞こえた。
心と体が分離していくイメージが頭で繰り広げられる。

___やだ、、、どうして、、、どうして、、、

「、、、、何て顔してんだよ、、、。
俺が俺の女とやってんのが、ンなに不思議か?」

「、、、やだっ!やめて、、、やめて司!離し__」

身を捩って逃れようとするつくしの頭を自分の胸板に強引に押しつけ、口を塞がせた。
くぐもる抗議の声は、突き上げられる時に漏れてしまう喘ぎ声によって隠される。

「、、、司、、、まさかさ、、、お前、これを見せつけるために、俺を呼んだの?」

____これは、、、一体、、、なに、、、?、、、現実じゃない。こんなの、本当じゃない。本当の事であって良いはずがない。ダメ、、、ダメ、、、、おか、、、おかしく、なる、、、

確かに類の声だった。
非常階段で彼と会話を交わしてから24時間は経っていないはずだ。
確実に、彼の声だった。
いや、、、いつもの彼より少し渇いたような、、、掠れた声だったが、間違いなく、声の主は花沢類、、、その人だった。

「、、、お前、この女___つくしのことが好きなんだろ?
なのに俺ばっか使っちまって悪いから、たまにはお前にも貸してやろうと思ったんだよ」

____いや、、、いやっ!、、、やめて、、、やめて、、、ダメ、、、これ以上は、、、ダメ、、、やめて、、、、違う、違う、違う、、、本当じゃない、、、、本当のことじゃない、、、

抵抗して暴れたくとも押さえ込まれた身体はその強さのあまり身動きの取れないほどだった。
やめて、と言おうにも後頭部をグイと押さえられ、胸板に押しつけられたままじゃ、呼吸もまともに出来ない。

「ああ、、、それとも今ここで参加するか?3Pってのはイマイチ趣味じゃねえけど。
な、つくし。お前はどうだよ」

一度壊れた心と涙腺から、止めどなく涙が溢れた。
こんなところを。
男と自分との交接を。
こんなに間近で人に、、、、よりにもよって類に見られてるのだ。
いよいよ呼吸が苦しくなって、ハアハア苦しい音が漏れる。
やめて、それだけはだめだと。
大声で叫びたいのに、声が出てこない。
心の中では何度も言ってるのに。
やめてやめてやめて、、、見ないで、と。
恥ずかしさに任せて荒くなっていく呼吸と、ボロボロ零れ堕ちる涙。
自分は今、まさしく人間以下の扱いを受けている。
ペットのように。
おもちゃのように。
ただの司の愛玩人形として。
こんなところを、、、見られて。されて。
どうしようもない恥辱に顔を歪めた。
こんなの、、、ただのレイプだ。
愛する男からの強姦まがいの交接に、心が分離していく感覚を覚えた。
ブンブン必死に頭を振って、拒否の意を伝える。
恥ずかしさのあまり、胸板に顔を埋めて、ぎゅっと服の裾を握りしめた。

「、、、やだってよ。残念だな、類。
さすがに3Pは趣味じゃねえみたいだなあ、この淫乱女も」

「、、、司、、、お前、、、、今自分が何してるか、わかってるのか?
そんなことのために、、、牧野を、、、牧野を傷つけるようなマネして、、、、」

___やめて、、、やだ、、、なんにも、、、、言わないで、、、早く行って、、、出てって、、、もう、、もうダメ、、、おかしくなる、、、、

類の声は、怒りに震えていた。
つくしは以前にも二度ほど、この声を聞いたことがある。
普段感情を動かさないこの人の、、、こんな声を。
ただ彼のそんな調子すらどうでもよくなるほどの居たたまれなさ、、、恥ずかしさ、、、。
お願いだから早く去って。出てって。
頭の中で占めているのはただそれだけだった。

「、、、んだよ、説教かよ。
人が親切に言ってやったってのに、、、もう用済んだから、早く出てけよ。
俺の女、嫌がってんだろ?」





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さとぴょん様♡

「愛さずにはいられない」は万人受けするお話ではないのですが、たまに物凄くファンです、と言ってくれる方がいて、しばらくは林檎メインでやってるということもあり、そろそろ番外編を〜と思って更新させていただきました!
司がつくしを無理やり、、、が始まりのお話は多分私が起源ではないかと(´;ω;`)
今までおふた方ほどかな?書いてらした方がいらっしゃって、一方は完結、一方は未だに未完、といった感じでしたかね(;_;)
そこからイメージを膨らませたというわけでもないので、大分ほかの作者様より鬼畜路線になってしまいましたが。゜(´⊃ω⊂`)゜。(笑)
確かに類に見せる話は今までなかったかもしれないですねぇ。
つくしよりかは大分ルイルイを傷つけるお話になってしまいました、、
つくしは依存とはいえだいぶ司に気持ちが入ってるので、類に見せたことそれ自体に傷ついても、行為そのものには傷ついてないと思うので。
しかし、この2人はなかなか難しい関係ですね。
執筆時間がすごくかかって、目が回りそう(´;ω;`)
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