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 ←ガラスの林檎たち 53 →びっくりするくらいの放置、ごめんなさいです、、(T_T)
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中編

奇跡は間に合わない 5

 ←ガラスの林檎たち 53 →びっくりするくらいの放置、ごめんなさいです、、(T_T)



「いてっ、、、、、、おっ、、、まえなあ~っ!今のはさすがにマジで痛ぇよ、暴力女がよ、、、」

ちょっと赤くなって、熱を持っているようだから、多分相当痛かったはず。
ま、自業自得でしょ。
うら若き乙女のパンツなんぞを覗こうとするからこうなるのよね、この変質者。
しかも人のパンツにケチまでつけて、挙げ句好みの下着を一緒に買いに行こう?ド変態じゃないっ!
あ~~~、一刻も早く警察に突き出したい気分っ!
なんて、思いながらチラリと彼を見ると、、、さしもの司も今のは本気で痛かったのか、顎を摩りながら涙目で睨み付けらていた。
それがちょっと可愛く見える、なんて、いよいよあたしもコイツに洗脳されてきたんだろうか。
うん、間違いないかも。
こいつ肥溜めみたいな性格だけど、顔だけはめちゃくちゃイイよね。
スタイルもこの上なくいいから、外見だけはホントにスーパーS級。
さすがflower4(笑)のリーダー。
しっかし、、、自分たちで花のような4人組、略してF4なんてよく恥ずかしげもなく称せるもんだわ。

「フンっ!何殊勝に痛がってんのよ、この変質者っ!
いいから、本気できもいから、マジついてこないで」

「、、、なんでお前、俺のことんなに邪険に扱うわけ?
俺だって一応わりと傷つくんだけど」

「じゃあ逆に聞くけど、あんたは何でそんなしつこくあたしに構うわけ?あんた、うざいよ」

「そんなの、お前のことが好きだからに決まってんだろっ!何回言わすんだよ?俺がわざわざどうでもいい女捕まえて虐げられながらも必死で追いかけ回すわけねえだろうがよ。
いい加減、俺の気持ちちょっとは汲み取って、俺と結婚を前提に付き合ってくれ、、、って、おいっ!お前が聞いてんだろうよ、先行くんじゃねえよ!」

「、、、、あのさ」

「、、、、ん?」

「私って、そんなに美人?」

「、、、、美人、、、、ではねえけど。いやでも、可愛いとは思うぞ。ものすごく」

「そんなとってつけたようなフォローいらないし、美人じゃないどころか私ってザ・フッツーだよねえ、なのにあんたはこんな絵に描いたような普通な女捕まえて毎日何付きまとってくんの。
それともあんたには、、、なにかあるわけ?あたしに付きまとわなきゃならない理由、とか」

ジト目で、それでもいつもより冷静な口調の牧野に、ホントの理由を告白すんのは今じゃないか、とせき立てられた気がした。
俺的には大して思い出したくもねえ過去だけど、つか女々しすぎて気持ち悪いって引かれるだけだから今までとてもじゃねえけど言えなかったけど、もうすでにどん引きの様子の牧野だし、何故かわからないけど謎の勇気が沸いてくる。

「、、、お前は覚えてねえだろうけど、さ。俺達、昔会ったことあんの。俺が初等部、、、お互い11か12ぐれえのころに」

「、、、、、はぁ?」

まさかそんなことを言われるとは思いもしなかったのか、キョトンとした顔で俺を見つめ返す牧野。
マジ欲情するからやめてくれ。

「俺、、、、その頃すげえ荒れてて。
なんか気にくわないグループ見つけてはボコって散々恨み買ったりして、、、なんてこんなのお前にはあんま知られたくなかったから今まで言うに言えなかったんだけど。
あん時、、、俺達が初めて会ったときも、骨ありそうなヤツら見つけていつも見たいに喧嘩売って、殴りかかろうとしたら」

「、、、したら?」

「おっぱじまる直前に、お前が俺をかばってくれたんだよ。
『弱いモノイジメはやめなさい』って。
喧嘩ふっかけたのは俺だけど、お前にしてみれば多勢に無勢って思って、非はグループの方にあるって思ったのか、俺の前に立ちふさがって、両手広げて守ろうとしてた。
ホントは怖いくせに、足とかガタガタ震えてるくせに、それなのに俺と同じかそれより下くらいの女が俺を守ろうとして身体張ってんだって思ったら、おもしれえじゃんって。
顔も見えないその女の背中がやけに頼りなげに揺れてる気がして、ちょっと楽しくなったんだよな。俺も歪んでっから。
だから、、、言いにくいけど、びびらしてやろうとおもって、お前のこと。
歯向かってきた奴ら、当然フルボッコ。
関節外してやったら血だらけの顔で土下座してきてよ、おかげでお前には震えられるし、怯えられるし。
『もうやめなよ』って、震えたままお前がこっちを振り返ったときに初めて顔見て、なんか、ズギュンと来た。
なんだよこの子、可愛すぎかよ、って。
でけー目で見つめられてどうにかなりそうだったし、震えっぱなしで足もガクガクしてて、何だこの可愛い生き物、ってかんじ。
そっから俺のお前に対するストーカー行為は始まってるわけなんだけど。
お前の通ってる学校特定すんのに二年。家を特定して、友人関係がどうのと、彼氏事情はどうか把握させんのに三年。
うちの高校入学根回ししたのも俺だし、晴れて同じ学校という共通点が出来たんだから、頃合いと思って口説きはじめて約半年。
多少俺にもキモイとこはあるかもしれねえけど、これで俺様のお前に対する愛情の深さが伝わったわけだな。
長かったぜここまで。
だからつべこべ言わずに、俺と結婚しよう牧野。
俺以外のヤツと付き合うのみならまだしも、結婚なんてしてみろ。
相手の男を殺してお前も殺して、俺も死ぬからな?」


しばしの沈黙。そして、



ぴっきーん。



空気の凍る音。
幻聴、ではない。
ああ、聞くんじゃなかった。
聞かなきゃよかった。
やっぱりこの男、普通ではない。
頭に浮かぶのはストーカー殺人の新聞の見出し。
確かに、小学生の時に馬鹿な正義感振りかざして余計なもめ事に首を突っ込んだ記憶はある。
高校生のチンピラ集団が、どう考えても自分と同じくらいの年頃の少年に絡んで因縁をつけていた。
お巡りさんを呼ぼうか、でも大人の人は見て見ぬ振りだし、どうしよう。
だから、勇気を振り絞って、立ちはだかった。
やめなさいよ、みたいなことは確かに言った。
後ろから男の子の渇いた笑い声が聞こえて、それと同時に対峙していたチンピラがぶっ飛んで、最終的には相手の男たちが血まみれになるくらいボコボコにして、返り血を浴びてあたしを振り返った男の子。
あまりの恐怖に動けないでいるあたしを睨み付けて、すぐにその場を立ち去ってしまった男の子。
それがまさか道明寺だったなんて!
しかもその後から今まで一生ストーカー行為を受けていたとは、、、なんというか、一言で言えば、恐ろしい。
執念というか、なんというか。
笑顔で付け足された最後の一言に血の気が引いて、若干、過去のこともあって足がすくんでしまった。
やばい、コイツ絶対普通じゃないじゃん。なんて。
不覚にも道明寺に対するびびりを隠せない自分がいたりもした。
もうこれ、、、道明寺と付き合うしか選択肢ないの!?
あたし殺されたくないし、将来の彼氏的な人も間接的に殺したくないし。
ああ、、、なにこの急展開、、、最悪だよ。
どうするべきなの、牧野つくし。






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