短編
スーパー幹事!?道明寺!!
つかつくでこち亀パロをやりたかっただけの話。
細かいところを突っ込まれたら何も言えないので「ギャグだから☆」という魔法の言葉で全てを受容して下さる方限定の閲覧でお願いします!
深夜テンションで書いたので朝になったら消してる可能性が微粒子レベルで存在してますお気を付け下さい。
秘書課のつくしちゃんと道明寺社長のオフィスラブのはずが1ミリもラブをしてませんカプ要素は1ミクロンもありませんご容赦下さい。
「でね、道明寺にウチの課(秘書課)の秋の旅行の幹事をやってもらうことになったんだけど」
「ちょっとまて」
「うん」
「俺がなんだって」
「だから道明寺にウチの課の社員旅行の幹事をやってもらうことになったんだってばそれでね」
「だから待てって。俺が?幹事?なんで」
「なんでって言われても」
「いや普通に考えてここの経営責任者の俺がイチ課の幹事を務めるってそれおかしいだろ。
秘書課のことは秘書課でやれよ」
「でも道明寺これを見て」
「なんだこれ」
「☆秘書課で社員旅行行っちゃいましょうの会in秋の収穫祭~アンケート~☆っていうアンケートがあってね、ほら、ここの項目見て」
「は?」
「ほらここ。秘書課の幹事にふさわしい人物ランキングナンバーワンに道明寺司の名前が!やったね!ラッキー!ちなみに秘書課の50名の内総得票数は43票で他の追随を許さない結果になったよ!喉から手が出るほど欲しい人望が手に入ったね!」
「」
「道明寺息して」
「いやこのアンケートおかしくねえか?そもそも秘書課の連中のアンケートの項目ん中になんで俺が」
「ちなみに二位が総得票数3票花沢類!」
「いやほんとになんで入ってんの」
「三位が二票で西門総二郎!四位が一票で美作あきら!やったね花の4人組で秘書課の幹事ランキング総なめだねやったね」
「まずそいつらは会社も違うし1人茶道の家元混じってるから落ち着けって牧野」
「でね道明寺言いにくいことがあるんだけど」
「この流れをぶったぎってくるスタイル心からやめろ。なんだよ」
「ほんとにすごく言いにくいんだけどね」
「だからなんだよハッキリしろよ」
「、、10万円、なんだよね、、」
「はあ?10万?」
「、、うん、そうなの」
「まあ10万あればランチが食えないこともないんじゃね」
「え」
「レベルを落とせば10万でディナー食えるホテルが無いわけでもねえし。1人10万なら食事は、、」
「違うんだって道明寺」
「なにが」
「ちょっと良く聞いてね」
「は」
「全部で10万円なの」
「ん?」
「10万円は一回の食事代じゃないのよ」
「どういうことだ牧野」
「そんな凄まないで。だからつまりね、50人の交通費宿泊代食事代全部トータルで10万円なの!」
(社長が膝から崩れ落ちる音)
「道明寺!?やだ大丈夫道明寺!?」
「わるいちょっと目眩がして、、」
「すごい音したけどホントに平気?」
「いやまあ。つか。じゅ、10万円で50人が泊まって食事をするってことか?」
「そうなの。1人の予算は2000円なの」
「2000円ってコーヒー1杯ギリ飲めねえくらいの値段じゃねえか」
「それ高すぎだから道明寺。レベルを50段くらい落としてねお願いだから」
「目眩がしてきたからこの話はパスで大丈夫か」
「それがダメなの道明寺。もう一回よく聞いてね」
「ダメって何が」
「社内アンケートの結果がすごく好評でね」
「、、おう」
「会長、、つまり道明寺のお母様の耳にもこのアンケート結果が届いたみたいで」
「はあ?ババアにか?」
「そうなの。で、会長が思ったよりも道明寺が幹事をするのに乗り気みたいで」
「、、マジかよババア」
「大マジなのよそれが」
「1人2000円で一泊二日は常識的に不可能だろ」
「不可能を可能にしてこそ道明寺グループのトップに立つモノの器だそうよ」
「」
「だから息してってば」
「あのババアの考えそうなことだな」
「腑に落ちてくれたの」
「あんま落ちてねえけどババア命令ならしかた_あ、つかクレジットカードがあるじゃねえかこれならいくらでも_」
「それもダメなのよ道明寺ぃ」
「え、なんでだよ」
「会長が自分で旅の計画を立てて超低予算で乗り切ってこそ価値のある企画だって仰ってて。クレカは当然止められてるし道明寺グループもすべての面でシャットアウトしてるのよ。完全に外堀埋められてるわ」
「はあ?やりすぎだろババア。企画ってなんだよ何考えてんだクソが」
「で、これが全旅行の費用10万円。私が預かってきたわ」
「全部1000円札か」
「そうなの、これでお願いね道明寺」
「あれ」
「ん?」
「なんか1000円札のデザイン変わったな」
「え、そう?」
「おう。伊藤博文だったよな?」
「いやいつの話してんすか社長」
「最近変わったのか肖像画」
「10年以上前から野口英世の上にその前は夏目漱石だけどいつの時代の生まれなの道明寺は」
「は、そうなの?わり、1000円札とかみたのマジで幼稚舎以来だったからぶっとんでた」
「とにかくその予算で頑張ってね!」
「しかしこの予算で『温泉付き旅館で宴会はサシミの盛り合わせを付けること』って鬼畜すぎねえか」
「それを乗り切ってこそ道明寺グループの後継者らしいよ」
「絶対に違うと思うけどな俺は」
それから安い宿を探しまくり普段目にしない100円10円1円単位で安い宿を探した。
結局社員旅行の当日は午前8時に会社前に集合、事故車の二段バス(レンタル代0円)に乗り、山道一歩手前で下ろされそこから三時間徒歩(0円)。途中で通ったディーゼル貨物列車に飛び乗り(0円)(犯罪)(キセルどころの騒ぎではない)。貨物列車が鉄橋を過ぎた辺りで150メートル下の谷川に飛び降り(予算の都合上パラシュート無し)山奥の宿で曰く付きの部屋(相部屋の上幽霊が住んでいるため1人あたり100円)温泉は用意された自転車(1人当たり500円)で隣町の旅館まで行って盗み湯(0円)(犯罪)宴会はサシミの盛り合わせ(曰く付きのため1人200円)、日本酒(10倍に水で薄めたモノなので1人100円)、宴会場は時間貸しのため宴会は10分で終了。
このように散々な旅行になった上に「社長の幹事は最悪」「強制収容所の方がまだマシ」と言われ大不評を喰らった。
社員の声とは裏腹に会長はいたくお気に召し、それでこそ私の後継者と言わしめた道明寺司であったが人として大切なものを失ってしまった気がしてならない。
不評が不評を呼んで翌年から秘書課の社員旅行は廃止になりました。
細かいところを突っ込まれたら何も言えないので「ギャグだから☆」という魔法の言葉で全てを受容して下さる方限定の閲覧でお願いします!
深夜テンションで書いたので朝になったら消してる可能性が微粒子レベルで存在してますお気を付け下さい。
秘書課のつくしちゃんと道明寺社長のオフィスラブのはずが1ミリもラブをしてませんカプ要素は1ミクロンもありませんご容赦下さい。
「でね、道明寺にウチの課(秘書課)の秋の旅行の幹事をやってもらうことになったんだけど」
「ちょっとまて」
「うん」
「俺がなんだって」
「だから道明寺にウチの課の社員旅行の幹事をやってもらうことになったんだってばそれでね」
「だから待てって。俺が?幹事?なんで」
「なんでって言われても」
「いや普通に考えてここの経営責任者の俺がイチ課の幹事を務めるってそれおかしいだろ。
秘書課のことは秘書課でやれよ」
「でも道明寺これを見て」
「なんだこれ」
「☆秘書課で社員旅行行っちゃいましょうの会in秋の収穫祭~アンケート~☆っていうアンケートがあってね、ほら、ここの項目見て」
「は?」
「ほらここ。秘書課の幹事にふさわしい人物ランキングナンバーワンに道明寺司の名前が!やったね!ラッキー!ちなみに秘書課の50名の内総得票数は43票で他の追随を許さない結果になったよ!喉から手が出るほど欲しい人望が手に入ったね!」
「」
「道明寺息して」
「いやこのアンケートおかしくねえか?そもそも秘書課の連中のアンケートの項目ん中になんで俺が」
「ちなみに二位が総得票数3票花沢類!」
「いやほんとになんで入ってんの」
「三位が二票で西門総二郎!四位が一票で美作あきら!やったね花の4人組で秘書課の幹事ランキング総なめだねやったね」
「まずそいつらは会社も違うし1人茶道の家元混じってるから落ち着けって牧野」
「でね道明寺言いにくいことがあるんだけど」
「この流れをぶったぎってくるスタイル心からやめろ。なんだよ」
「ほんとにすごく言いにくいんだけどね」
「だからなんだよハッキリしろよ」
「、、10万円、なんだよね、、」
「はあ?10万?」
「、、うん、そうなの」
「まあ10万あればランチが食えないこともないんじゃね」
「え」
「レベルを落とせば10万でディナー食えるホテルが無いわけでもねえし。1人10万なら食事は、、」
「違うんだって道明寺」
「なにが」
「ちょっと良く聞いてね」
「は」
「全部で10万円なの」
「ん?」
「10万円は一回の食事代じゃないのよ」
「どういうことだ牧野」
「そんな凄まないで。だからつまりね、50人の交通費宿泊代食事代全部トータルで10万円なの!」
(社長が膝から崩れ落ちる音)
「道明寺!?やだ大丈夫道明寺!?」
「わるいちょっと目眩がして、、」
「すごい音したけどホントに平気?」
「いやまあ。つか。じゅ、10万円で50人が泊まって食事をするってことか?」
「そうなの。1人の予算は2000円なの」
「2000円ってコーヒー1杯ギリ飲めねえくらいの値段じゃねえか」
「それ高すぎだから道明寺。レベルを50段くらい落としてねお願いだから」
「目眩がしてきたからこの話はパスで大丈夫か」
「それがダメなの道明寺。もう一回よく聞いてね」
「ダメって何が」
「社内アンケートの結果がすごく好評でね」
「、、おう」
「会長、、つまり道明寺のお母様の耳にもこのアンケート結果が届いたみたいで」
「はあ?ババアにか?」
「そうなの。で、会長が思ったよりも道明寺が幹事をするのに乗り気みたいで」
「、、マジかよババア」
「大マジなのよそれが」
「1人2000円で一泊二日は常識的に不可能だろ」
「不可能を可能にしてこそ道明寺グループのトップに立つモノの器だそうよ」
「」
「だから息してってば」
「あのババアの考えそうなことだな」
「腑に落ちてくれたの」
「あんま落ちてねえけどババア命令ならしかた_あ、つかクレジットカードがあるじゃねえかこれならいくらでも_」
「それもダメなのよ道明寺ぃ」
「え、なんでだよ」
「会長が自分で旅の計画を立てて超低予算で乗り切ってこそ価値のある企画だって仰ってて。クレカは当然止められてるし道明寺グループもすべての面でシャットアウトしてるのよ。完全に外堀埋められてるわ」
「はあ?やりすぎだろババア。企画ってなんだよ何考えてんだクソが」
「で、これが全旅行の費用10万円。私が預かってきたわ」
「全部1000円札か」
「そうなの、これでお願いね道明寺」
「あれ」
「ん?」
「なんか1000円札のデザイン変わったな」
「え、そう?」
「おう。伊藤博文だったよな?」
「いやいつの話してんすか社長」
「最近変わったのか肖像画」
「10年以上前から野口英世の上にその前は夏目漱石だけどいつの時代の生まれなの道明寺は」
「は、そうなの?わり、1000円札とかみたのマジで幼稚舎以来だったからぶっとんでた」
「とにかくその予算で頑張ってね!」
「しかしこの予算で『温泉付き旅館で宴会はサシミの盛り合わせを付けること』って鬼畜すぎねえか」
「それを乗り切ってこそ道明寺グループの後継者らしいよ」
「絶対に違うと思うけどな俺は」
それから安い宿を探しまくり普段目にしない100円10円1円単位で安い宿を探した。
結局社員旅行の当日は午前8時に会社前に集合、事故車の二段バス(レンタル代0円)に乗り、山道一歩手前で下ろされそこから三時間徒歩(0円)。途中で通ったディーゼル貨物列車に飛び乗り(0円)(犯罪)(キセルどころの騒ぎではない)。貨物列車が鉄橋を過ぎた辺りで150メートル下の谷川に飛び降り(予算の都合上パラシュート無し)山奥の宿で曰く付きの部屋(相部屋の上幽霊が住んでいるため1人あたり100円)温泉は用意された自転車(1人当たり500円)で隣町の旅館まで行って盗み湯(0円)(犯罪)宴会はサシミの盛り合わせ(曰く付きのため1人200円)、日本酒(10倍に水で薄めたモノなので1人100円)、宴会場は時間貸しのため宴会は10分で終了。
このように散々な旅行になった上に「社長の幹事は最悪」「強制収容所の方がまだマシ」と言われ大不評を喰らった。
社員の声とは裏腹に会長はいたくお気に召し、それでこそ私の後継者と言わしめた道明寺司であったが人として大切なものを失ってしまった気がしてならない。
不評が不評を呼んで翌年から秘書課の社員旅行は廃止になりました。
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